10月2日(日)14:00(開場13:30) 東京オペラシティコンサートホール

アクセス

大邱(テグ)市立交響楽団/韓国

大邱広域市は韓国甫東部に位置し、ソウル、プサン、インチョンに次ぐ韓国第4の都市。人口はおよそ270万人で、果樹栽培と繊維、金属、機械生産で知られている。ことしの8月下旬から9月上旬には、アジアで3回目の世界陸上灘技選手権大会が開催される。大邱立交響楽団は洗擁された音色と幅広いレパートリーを誇る韓国有数のオーケストラである。特に国際的に活躍し韓国の音楽界を代表するマエストロのクァク・スンを迎え、さらに世界に適用するオーケストラへと飛躍を続げている。

大邱(テグ)市立交響楽団
指揮:クァク・スン音楽監督兼常任指揮者。ニューヨークのマネス音楽大学を首席で卒業。その後米国において数々のオーケストラで指揮者を歴任。母国韓国ではプサン市立交響楽団、KBS交響楽団、ソウルフィルハーモニー管弦楽団を育成するとともに、シカゴ交響楽団、レニングラード管弦楽団など世界の著名オーケストラへの客演も枚挙にいとまがない。一方、大学で教鞭をとりオーケストラ音楽の楽しさ、すばらしさを伝えるため情熱を注いでいる。
ソプラノ:イ・ユンギョン啓明大学声楽科及び同大学院卒業。ローマ国際音楽アカデミア、ローマ・アレーナアカデミア卒業。ボナルド・ジャイオッティのマスタークラス終了。韓国の「全国声楽コンクール」最優秀賞、「イタリア・ブラリーニ声楽コンクール」1位なしの2位入賞。
「椿姫」、「トゥーランドット」、「ボエーム」等のオペラに出演。さらにブルガリア国立交響楽団、ウクライナ国立交響楽団などと共演し世界中で活躍中。その声の響きの美しさ、豊かさ、表現力で多くのオペラファンを魅了している。
東京レディース・シンガーズ1985年創立。前田二生を常任指揮者とする声楽専門家による合唱団。活動は、定期公演、特別コンサート、海外公演等多岐に亘る。「焔に包まれた天使」は前田二生の委嘱作品としてユン・イサン氏が東京に滞在中の1994年から翌年早春にかけて作曲され、1995年5月サントリーホールにおいて、前田二生、東京フィルハーモニー交響楽団、東京レディース・シンガーズにより世界初演された。平成13年度文化庁芸術祭優秀賞受賞。
演奏曲目:ユン・イサン/焔に包まれた天使、W.A.モーツァルト/モテット「踊れ、喜べ、幸いな魂よ」k.165、シューマン/交響曲第4番
  

10月3日(月)19:00(開場18:30) 東京オペラシティコンサートホール

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クライストチャーチ交響楽団/ニュージーランド

クライストチャーチ市はニュージーランド南島東海岸側に位置し、緑が美しく観光地として知られる。中心部には19世紀に建てられたネオゴシック建築のクライストチャーチ大聖堂があるが、この2月の大地震と余震で倒壊した。1958年創立のクライストチャーチ交響楽団はこの聖堂でもカテドラルシリーズとして定期公演を行っていた。クライストチャーチのシンボルであるオーケストラは拠点となるタウンホール、大聖堂等が使えなくなったことから、被災後、本格的な活動を再開できず、病院、老人ホームなどで小編成の出張コンサートを行っていたが、6月末にようやく近隣のホールや大学の講堂での演奏会を再開した。

クライストチャーチ交響楽団
指揮:トム・ウッズ芸術監督兼主席指揮者。オーストラリア人の両親の元にタンザニアで生まれ、1989年にモスクワでロシアの巨匠ウラディミール・ポンキンに師事。留学を終え母国オーストラリアに戻り、1993年にオーストラリア史上最も若い指揮者としてオーストラリア・オペラと契約。以後南オーストラリア国立、西オーストラリア、クイーンズランドの各歌劇場、シドニー交響楽団などに多数客演し活躍目覚ましい。2008年に初来日し、「琵琶湖ホール開館10周年記念ジルヴェスター・コンサート」で大阪シンフォニカー交響楽団(現・大阪交響楽団)を指揮して好評を得た。
ピアノ:ジョン・チェン1986年生まれ。マレーシア出身でニュージーランド国籍の若く注目されるピアニスト。3歳からピアノを始める。2004年権威ある「シドニー国際ピアノコンクール」に最年少で優勝。2003年ブリスベンで開催の「レフ・ブラセンコ・ピアノコンクール」で1位。ニュージーランド、オーストラリア、日本、米国、ドイツなど各国で活発な演奏活動を行う。室内楽、ニュージーランド音楽、20世紀フランス音楽にも情熱を注ぎ才知縦横である。
演奏曲目:クリス・クノー=ブラウン/アイススケープ、ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第3番、ラウタヴァーラ/交響曲第7番「光の天使」

10月4日(火)19:00(開場18:30) 東京オペラシティコンサートホール

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仙台フィルハーモニー管弦楽団/日本

1973年「宮城フィルハーモニー管弦楽団」として誕生、1989年4月に「仙台フィルハーモニー管弦楽団」と改称した。定期演奏会を中心に多彩な演奏活動を展開し、仙台国際音楽コンクールではホスト・オーケストラを務め大きな貢献を果している。また、震災以降、「音楽の力による復興センター」と共にオーケストラ、室内楽で180回を超える潰奏活動を行ってきた(7月23日現在)。現在、常任指揮者にパスカル・ヴェロ、正指揮者に山下一史、首席客演指揮者に小皐和裕が就任している。

仙台フィルハーモニー管弦楽団
指揮:山下一史1961年広島市生まれ。桐朋学園音楽大学卒業。1982年「民音指揮コンクール」で奨励賞受賞。1986年「ニコライ・マルコ国際指揮者コンクール」優勝。1985年から1989年カラヤンの亡くなるまで彼のアシスタントを務め、実績を重ねた。これまでに、ヘルシンボリ交響楽団(スウェーデン)主席客演指揮者のほか、NHK交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢、九州交響楽団などを指揮。2002年から2007年までザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団常任指揮者。仙台フィルハーモニー管弦楽団では、2009年4月から正指揮者に就任。
ピアノ:津田裕也1982年仙台市生まれ。2001年「第70回日本音楽コンクール」第3位。2007年「第3回仙台国際音楽コンクール・ピアノ部門」優勝。東京芸術大学卒業。室内楽、協奏曲など活発な演奏活動を行っている。正確なテクニックに安定性に定評があり、今後ますます注目、期待されるピアニストである。
演奏曲目:片岡良和/抜頭によるコンポジション、ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第4番、ショスタコーヴィッチ/交響曲第5番

10月5日(水)19:00(開場18:30) 仙台市青年文化センター、仙台フィル&クライストチャーチ響、演奏曲目:片岡良和/抜頭によるコンポジション(山下一史指揮、仙台フィルハーモニー管弦楽団)クリス・クリー=ブラウン/アイススケープ  (トム・ウッズ指揮、クライストチャーチ交響楽団)チャイコフスキー/交響曲 第5番 ホ短調 作品64  (トム・ウッズ指揮、合同演奏)

アクセス

仙台公演のチケットは仙台フィルサービス(022-225-3934) にてお申し込み下さい。

●東京公演

  • 【S券】3,000
  • 【A券】2,000
  • 【B券】1,000
  • 【S券ペア(2枚)】5,000
  • 【東京3公演セット券(3枚)】
  •   Sセット 7,000円 Aセット 5,000
    *日本オーケストラ連盟のみ取り扱い

●仙台公演

仙台公演のチケットは仙台フィルサービス(022-225-3934) にてお申し込み下さい。

  

●東京オペラシティ座席表

座席表
  • * 未就学児のご入場は、お断りしています。
  • * 曲目・出演者等の変更の場合があります。
    あらかじめご了承ください。

公演は終了しました。
たくさんのご来場ありがとうございました。