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群馬交響楽団 第 43 回
サントリー地域文化賞を受賞
 群馬交響楽団は第 43 回サントリー地域文化賞を受賞しました。この賞はサントリー文化財団の目的に基づき、地域の文化向上に顕著な貢献をしたものに贈られるもの。受賞の理由は、戦後の荒廃の中、文化を通した復興を目指し誕生した日本初の本格的な地方オーケストラで、75 年以上にわたり地域と日本の音楽文化の発展に貢献してきたことに加え、コロナ禍における創意工夫を凝らした挑戦が高く評価された。

著名国際コンクールでの 日本人若手演奏家の活躍
 ワルシャワで開かれた第 18 回ショパンコンクール(10 月 21 日)において反田恭平さん(27)が第 2 位に、小林愛実さん(26)が第 4 位に入賞した。ショパンコンクールは 1927 年始まり、5 年に一度開催される。チャイコフスキーコンクールと並んで世界的に著名なコンクールの一つ。反田さんはワルシャワのショパン国立音楽大学に在籍中。国内ではこれまでにない新しい形でのクラシック音楽の普及に力を入れている。小林さんはフィラデルフィアのカーティス音楽院に在籍。前回のコンクールにも出場し、前回もファイナリストとして残った。
 ショパンコンクールの翌週の 10 月 28 日、こちらもクラシック音楽の世界では重要なコンクールの一つであるジュネーブ国際音楽コン クールのチェロ部門において、上野通明さん(25)が優勝した。チェロ部門における日本人優勝は初めて。上野さんはパラグアイに生まれ、スペインで幼少期を過ごし 5 歳よりチェロを始めた。その後多くの国際コンクールで活躍。

「日本オーケストラ連盟ニュース vol.106 38 ORCHESTRAS」より