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2022 年度アフィニス文化財団のオーケストラ助成内容が決定

 公益財団法人アフィニス文化財団(理事長 涌井洋治)は日本の音楽文化の発展を願い「アフィニス オーケストラ助成」として、日本国内のプロフェッショナル・オーケストラの主催による演奏会に支援している。この度2022 年度の助成内容が発表された。

 「音楽の担い手としてのプロ・オーケストラが主催するわが国ならびに各楽団の活動の重点を置いている地域にとって意義ある企画」への助成である「アフィニス・エンブレム」には大阪交響楽団(指揮:柴田真郁)によるドヴォルザークの歌劇「ルサルカ」(演奏会形式)、日本フィルハーモニー交響楽団(指揮:A. ラザレフ)によるラフマニノフの歌劇「アレコ」、九州交響楽団(指揮:小泉和裕)によるマーラーの交響曲第2 番「復活」をはじめとする11 団体が選ばれた。合計助成金額3,100 万円。

また、「楽団としての成長、発展を目指して企画される意欲的な企画」への助成である「アフィニス・エチケット」にはオーケストラ・アンサンブル金沢(指揮:沖澤のどか)による細川俊夫のフルート協奏曲(共同委嘱・日本初演)、新日本フィルハーモニー交響楽団(指揮:井上道義)による指揮者自作のミュージカル・オペラ「A Way from Surrender ~ 降福からの道〜」をはじめとする15 団体20 プログラムが選ばれた。こちらの合計助成金額は1,000 万円。

第20 回齋藤秀雄メモリアル基金賞に
チェリストの笹沼 樹さん、指揮者の原田慶太楼さん

 第20 回(2021 年度)齋藤秀雄メモリアル基金賞のチェロ部門の受賞者に笹沼 樹さん、指揮部門に原田慶太楼さんが選ばれた。賞金は各500 万円。本賞は故齋藤秀雄に因んで、音楽芸術文化の発展に貢献し、将来一層の活躍が期待される、若手チェリスト、指揮者に授与される。

 笹沼 樹さんは1994 年東京生まれ。桐朋学園大学ソリストディプロマコースを修了するとともに学習院大学文学部ドイツ語圏文化学科を卒業。カルテット・アマービレのメンバー。原田慶太楼さんは1985 年東京生まれ、インターロッケン芸術高校音楽科、その後サンクトペテルブルクで学び、21 歳の時にモスクワ交響楽団を指揮しデビュー。その後多くの賞を受賞し、現在はサヴァンナ・フィルハーモニック(アメリカ・ジョージア州)の音楽&芸術監督。国内では東京交響楽団正指揮者。

第69 回尾高賞に西村 朗さん、岸野末利加さん

 NHK交響楽団は第69 回尾高賞に、西村 朗さん作曲の「華開世界~オーケストラのための(2020)」と岸野末利加さんの「チェロとオーケストラのための What theThunder Said/ 雷神の言葉(2020)」の2作品が受賞したことを発表した。西村さんは6 回目の受賞、岸野さんは初受賞。贈呈式と受賞作品の演奏は7 月1 日(金)東京オペラシティコンサートホールで開催される。

2022年3月31日発行
「日本オーケストラ連盟ニュース vol.107 38 ORCHESTRAS」より